弊社が製造するホルミシス製品は、厳選された核原料物質を原料として使用しております。また、核原料物質の輸入・保管届は、経済産業省に、核原料物質の使用については、文部科学省にぞれぞれ届け出をし、受理されております。なお、原子力規制委員会のウェブサイトでも弊社が核原料物質を使用している主な事業所として紹介されています。
核原料物質を使用している主な事業所一覧(原子力規制委員会ウェブサイト)
ご家庭でも簡単に健康増進を目的とした鉱山跡・富栖鉱山のホルミシスを体感していただけるよう開発されました。
ホルミシスについて
世界には自然放射線のきわめて強い地域が存在します。たとえば、中国の広東省陽江県の自然放射線は年間6.4ミリシーベルト、ブラジルのガラバリの海岸では最高6ミリシーベルトに達しています。このようなところに住んでいる人の健康に異常は生じていないのでしょうか?このような地域の自然放射線の量と健康状態を調べる大規模な調査研究が行われています。こうした集計結果は、1980年にサイエンス誌に発表されました。
こうした研究が進むにつれ、放射線に対する考え方が従来と変わり、低レベルの放射線は、人体に悪影響どころか、有益に働くということがわかってきました。「ホルミシス」とは、ある物質が高濃度、あるいは大量に用いられた場合は有害であるのに、低濃度、あるいは微量に用いられれば逆に有益な作用を果たす現象のことを示す言葉です。「放射線ホルミシス」を最初に提唱したのは、ミズリー大学生命科学教授のトーマス・D・ラッキー博士でした。
トーマス・D・ラッキー博士は、アメリカNASAの委託を受け、宇宙へ行った飛行士の帰還後の健康状態を調べることになりました。精密な検査を行った結果、飛行士の健康状態を示す数字(バイタルデータ)が一様に宇宙に行く前よりもよくなっていたのです。宇宙では、地上よりはるかに大量の放射線を浴びます。そこで、博士は放射線を浴びると生物の体にどんな影響があるのかを研究した結果、放射線が細胞の大部分を占める水分を電離させて一時的に大量の活性酸素を発生させて、体の抗酸化のしくみにスイッチを入れて活性酸素を打ち消してしまうことが解りました。まるで「ホルモンみたいな」働きだ。ということから、「ホルミシス(hormesis)ギリシャ語:活性させる・興奮させる・ホルモンのような」ということから、低線量放射線のことを「放射線ホルミシス」と呼ぶようになったのです。